こんにちは、もじパパです。
仲の良いフィリピンの友人から、フィリピンの家庭料理「シニガン」が美味しいと教えてもらったので、早速作ってみました。
フィリピンの家庭料理シニガン(Sinigang)をご存知でしょうか?
フィリピンの家庭で味わえる代表的な料理で、特徴は酸っぱいスープです。
肉や野菜の種類を選ばず何にでも合わせられるスープが美味しくて、家庭料理として納得のいく逸品。日本で言うと味噌汁の様な感覚でしょうか?冷蔵庫にある余った材料を何でも放り込んで煮込めば、十分な1品となる!というのが特徴でしょう。
では、さっそく作ってみましょう!
シニガンスープとは?
シニガンとは、フィリピンで主に獲れる果実タマリンド(sampalok)を使用して酸味を効かせたスープです。食欲をそそる酸っぱさが特徴で、気温の高い地域で好まれるという点、納得できます。シニガンはタマリンドスープとも呼ばれますね。
『シニガン』スープの素
そんなシニガンですが、家庭ではスープの素を使うのが一般的です。日本にはKALDIに売っているという噂もあります。しかし私の住む地域のKALDIを3軒ハシゴしてみましたが、取り扱っていませんた。確実なのは大手オンラインショップですね。私は楽天市場を利用しています
これは約40g入りで、水2L分です。家族4人だと一気に1袋は使いきれないですね。2回に分けて使用しています。
【原材料】
タマリンドの実、小エビ、トマト、玉ねぎ、植物油、香辛料、食塩、調味料(アミノ酸等)
チョット味見しました!
酸っぱいよ~
かなり酸っぱいですよー。味は何ていえば良いんだろう?誤解を恐れずにシンプルに表現するなら、超酸っぱいコンソメスープかな。アジア料理にあるパクチーの様な独特の野菜系のクセは、このパウダー自体にはありません。なので日本人にも比較的好まれやすい味だと思います。
『シニガン』スープ材料(4人分)
- シニガンスープの素 約20g
- ナンプラー 大さじ2(醤油でも可)
- 水1L
- 豚バラ肉 500g(骨付きスペアリブでもOK)
- 玉ねぎ 中1個
- トマト 中2個
- 里芋 200g
- 大根 200g
- オクラ 7本
- サラダほうれん草 40g(手に入ればさつま芋の葉)
細かく記載しましたが、、、適当でもOKですよwww 水1Lに見合うお好みの材料で良いと思います
切り方も自分たちの好みに合わせてだいじょうぶです。
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作り方は、カンタン!
カレーライスやシチューの作り方に似ています。材料を煮て、スープの素を加えれば良いのです。
『シニガン』スープ作り方
パッケージの裏に書かれてある作り方は至ってシンプルです。翻訳引用するとこの様になります。
【調理方法】
1.トマトと玉ねぎと一緒に水で肉を柔らかくします。
2.オリジナルミックスに注ぎ、よく混ぜます。
3.野菜を入れ、調理させます。ご飯と一緒に出す。
それでは、私の作り方を紹介します。
1.材料をお好みの大きさに切っておく
2.フライパンで玉ねぎ、トマトを炒めて鍋に移す。同様に豚肉も炒め、移す。
3.水1Lを注ぎ、温める。沸騰する頃に灰汁でるので、すくい取る。
4.里芋、大根と魚醬を入れて、20分煮込む。
5.オクラとシニガンの素を入れて5分に煮込む。
6.ほうれん草を入れ、柔らかくなったら出来上がり。
『シニガン』スープ作り方(写真で解説)
①フライパンで玉ねぎを炒め、柔らかくなったらトマトを炒める。鍋に移す。(トマトの食感が好きな 方は、炒めず後入れでも良いでしょう)
②同様に豚肉を炒め、鍋に移す。
③大根、里芋と水1Lを入れ火に掛ける。
④沸騰する頃に灰汁が出るので取り除く。
⑤魚醬(ナンプラー)を加えたら、蓋をして20分煮込む。(食材の大きさに合わせて、煮込み時間は調整下さい)
⑥オクラとシニガンの素を加え、さらに5分煮込む。
⑦サラダほうれん草を加え、蒸して柔らかくなったら、出来上がり。
器に盛ったら、いただきましょう。
すっぱ~い!これはクセになる酸味だね。ご飯の甘みが引き立って、熱い夏でも食欲がそそられる!具材も美味しい。
オマケ(オプション)
味噌を合わせても美味しいので、日本の味噌を溶かしてみました。
めっちゃ 美味しい!
本当に味噌と相性、ばっちり!
酸味が少しだけマイルドになるね。味噌のコクも加わるのか。
すごくいい!
まとめ
フィリピンの代表的な家庭料理『シニガン(Siningang)』の作り方をご紹介しました。日本では珍しいクセになる酸っぱいスープ!お試しになっては如何でしょうか?
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